
データベースをひとつに束ねると、早く、大きくなる。
分散データベースBraid DB
「Braid DB」は、「Braid言語」を使用することで小さなデータベース同士を「束ね」、大規模データの高速処理を可能にしたものです。
実際、100TB超のデータをオンライン検索するシステムを、1000台のパソコンで実現しました。
データが増えた分、台数を増やせばいいだけなので、コストは最小限。
またMySQLやOracleといった、別のデータベース同士も「束ねる」ことができ、かつ、束ねた対象をカスタマイズすることができるのです。
しかもそれだけではなく、その処理方法(例えばデータの集計といった)も、カスタマイズが可能です。
どんな性質のものでもひとつに束ね、最大のパフォーマンスを発揮できるデータベース集合体、それが「Braid DB」です。
「ノードの群れ」分散データベース
複数のノードでできている
高速処理 | 1台のノードでは時間がかかる処理を複数のノードで分担できます。 |
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大容量データ | 1台のノードには収まらないデータを複数のノードで分担できます。 |
高可用性 | いくつかのノードが壊れてもサービスが継続します。 |
高信頼性 | いくつかのノードが壊れてもデータが失われません。 |
高拡張性 | 後からノードを追加するだけで性能を強化できます。 |
高費用対効果 | 安価なノードが利用できます。 |
1つのデータベースに見える
高保守性 | 従来のデータベースと同じようにデータにアクセスできます。 |
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柔軟にカスタマイズ可能な構成
全体
データベース商品・データベースエンジン・アプリケーションはJavaVM上で動作します。
データベース部品
次のようなデータベースエンジンをカスタマイズする商品です。
- バイナリテーブル
- CSVテーブル
- リモートテーブル
- ディレクトリ分散テーブル
- マシン分散テーブル
- 抽象分散テーブル
- キャッシュテーブル
- クエリベリファイア
- クエリインタプリタ
- クエリコンパイラ
- クエリスライサ
データベースエンジン
データベースの核となる機能です。 アプリケーション固有の知識を部品としてデータベースエンジンに取り込める柔軟さがあります。
アプリケーション
お客様のシステムを実現するソフトウェアです。
データベース方式の比較
得意とする用途
トランザクションが必要ない用途
ロックを極力減らす実装となっているため、データの一貫性保証が苦手です。
データがどんどん増える用途
1時間あたり数GB程度のデータ投入実績があります。
範囲絞込(レンジクエリ)を使う用途
範囲を指定したデータの絞り込みが高速に実行できます。
結合が発生する用途
外部キーによる結合が高速に実行できます。
開発
有限会社 来栖川電算HP